理数系教員指導力向上研修 埼玉大学2009 の履歴の現在との差分(No.1)


*理工学系教員指導力向上研修 埼玉大学2008 [#z83e5c32]
-&size(14){''本年度テーマ「遺伝子情報(DNA)に関する生物教育 −物質から生命へ −」''};&br;
 化学はその進歩とともに広がりをもち、新しい物質合成や反応の探究だけでなく、物質
科学的視点から生命の本質へアプローチできるまでに発展してきました。また、生物科学
の分野でも、DNA の分子構造の解明によって生物の遺伝現象の本質が明らかになったよう
に、さまざまな生命現象を分子の性質から明らかにする分子生物学が急速に発展してきま
した。&br;
 本セミナーでは、先生方の新しい授業の基礎としていただくため、本学大学院理工学研
究科の物質科学部門と生命科学部門の教員ならびに科学分析支援センターが連携し、生命
現象に関係する化学物質やDNA、広くは生命現象に関連する最新の話と技術について講義
を行います。これらの講義は、放送大学埼玉学習センターのご協力を頂き、大宮区にある
学習センター内の実験室を会場としました。&br;
 さらに、重要な生体物質としてDNA にスポットを当てた、遺伝子判定と系統樹作製の実
習を、桜区の埼玉大学キャンパス内の実習室を会場として行います。この実習は、高校の
生物教材として教育現場で実験が実施できるように考慮して行います。
また、課外活動や理科クラブの指導の際に必要となると思われる、理化学器具-特にガ
ラス器具の工作の実習も行います。埼玉大学技術部の職員が指導にあたります。&br;
 4月から来年12月までの長期間ですが、月1 回の自己研鑽の機会として、是非ご参加
ください。なお放送大学で学ぶ学生の方、高校生、一般の方のご参加(実習の一部は見学
のみ)も歓迎しますので、関心のある皆様にもご紹介いただきますようお願いします。
#norelated
*理数系教員指導力向上研修 埼玉大学2009のお知らせ [#z83e5c32]
-&size(14){''「物質と生命の多様性を解き明かす理科教育」''};&br;
&br;&br;
 今日、環境保全、エネルギー源、人種、価値観など、私たちの身の回りの様々な問題で、多様性を受け入れそれを保つことの重要さが、広く認識されるようになってきました。一方、学問としての化学や生物学では、物質や生物の多様性を探ることが古くから
今日に至るまで1つの重要なテーマであり続けてきました。本研修のねらいは、
化学と生物学の最新の研究成果を紹介することや、多様性をテーマにした実習を提案することで、物質や生物の多様性の本質にせまる授業内容を、高校の理科教育の現場に導入していただくことをねらいとしています。また、課外活動や理科クラブの指導の際に必要となると思われる、理化学器具-特にガラス器具の工作の実習も行います。
 5月から12月までの長期間ですが、月1回の自己研鑽の機会として、是非ご参加ください。なお、高校生、一般の方のご参加(実習の一部は見学のみ)も歓迎しますので、
関心のある皆様にもご紹介いただきますようお願いします。スケジュールは以下の通りです。申込書はこのページの下に,ダウンロード可能なリンクがあります。お申し込みの際にご使用下さい。また,日程など変更があった場合にもこのページでお知らせ致します。&br;&br;
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|    |テーマと概要|内 容|日 時・開催場所|h
|第1 回|「さまざまな環境に棲む微生物」-微生物は普通、肉眼では見えず体制が単純なため、どの種も同じであるような先入観がある。しかし彼らは、日常目にする高等動植物よりも遙かに多様性に富み、高い環境適応能力を持つ、ということを知る。|講義|5月10 日(日)10:00~12:30&br;放送大学埼玉学習センター |
|第2 回|「香気植物の作り出す香り物質の化学」- 多様性に富む物質として、植物の作り出す香り分子を取り上げ、香りの違いがどのような分子構造と関連しているのかを知る。|講義|6月14 日(日)10:00~12:30&br;放送大学埼玉学習センター |
|第3 回|「大学での有機化学」- 高校と大学の有機化学の橋渡しをしながら、人類が新たな有機物質を生み出してきた方法について学ぶ。|講義|7月12 日(日)10:00~12:30&br;放送大学埼玉学習センター |
|第4 回|「ヒト血液型決定遺伝子の遺伝子型判定」- DNAの塩基配列(遺伝情報)の違いを調べることで、血液型を判定する。遺伝情報の違いが血液型の違い(多様性)として表に現れる仕組みを理解する。|COLOR(#ff7f00):実習|9月26 日(土)10:00~13:00&br;9月27日(日)10:00~17:00 埼玉大学|
|第5 回|「パソコンで行う分子系統樹の作製」- DNAの塩基配列の違いそのものを利用して、様々な生物が生まれてきた進化の道筋(系統関係)を推定する方法を学ぶ。|COLOR(#ff7f00):実習|9月26日(土)14:00~17:00&br;埼玉大学|
|第6 回|「水の浄化と物質循環」- 埼玉大学が関わっている水質改善事業の紹介を通して、環境保全と生物の多様性について考える。|講義|10月18日(日)10:00~12:30&br;放送大学埼玉学習センター(予定)|
|第7 回|「実験用ガラス器具の製作」- 化学研究では、対象とする化合物に応じて、それに合った様々なガラス器具を工夫し使い分ける。ガラス器具作成の基礎を学ぶ。|COLOR(#ff7f00):実習|11月15 日(日)13:00~17:30&br;埼玉大学|
|第8 回|「水と生命」- 地球上に多様な生命が生まれたのは、水の特異な性質によるところが大きい。その水の性質を理解し、生命誕生の謎に迫る。|講義|12月13 日(日)10:00~12:30&br;放送大学埼玉学習センター(予定)|
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LEFT:主 催:埼玉大学 科学分析支援センター&br;
LEFT:協 力:理工学研究科&br;
LEFT:     総合研究機構技術部&br;
LEFT:     放送大学 埼玉学習センター&br;
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&br;
LEFT:お問い合わせ先:科学分析支援センター・是枝 晋&br;
LEFT:Tel 048-858-3398 Fax 048-858-3707
LEFT:電子メール:koreshin(a)mail.saitama-u.ac.jp ((a)を@に変更して下さい)
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-本年度の実施要領等はこちらから
[[[PDFファイル]:http://www.chem.saitama-u.ac.jp/SPPH21_090414.pdf]]
[[[ワードファイル]:http://www.chem.saitama-u.ac.jp/SPPH21_090414.doc]]