基礎化学科について/基礎化学科の目的と学科構成

基礎化学科の目的と学科構成

 物質とは何か?――化学は,さまざまな物質の反応や性質を研究し,構成原子や分子の構造を調べ,新たな物質を合成しようとする学問です。1800万種類という膨大な数の物質が知られ用いられている現代社会においては,物質の性質や構造および機能を研究することは非常に重要です。
 現代の化学は,試験管とビーカーだけで実験するものではありません。最進の技術を駆使した機器や,精密な分析手法,コンピューターによるデータの処理などを活用して,新しい化合物を探索し,新しい機能をもつ物質を開発しようとするのが最近の方向です。

●学科の構成
 基礎化学科は,昭和24年に設置された「化学科」に新しく教官が加わり,平成7年度から発足しました。「合成化学講座」と「解析化学講座」の2講座から成り,各講座が物理化学,無機・分析化学,有機化学,およびこれらの境界分野の研究をそれぞれ合成(物質をつくる)および解析(物質をしらべる)の見地から研究してきました。平成18年度からは大学院改組に伴い,教員は大学院理工学研究科研究部・物質科学部門の「物質基礎領域(元素化学研究分野)」と「物質機能領域(機能分子解析)」に所属していますが,引き続き基礎化学科の教育を担当しています。
 学科の教育では講座や領域による区別はなく,講義や実験は1年次から「物理化学」「無機・分析化学」「有機化学」の3つの系列に大別して,系統的に効果的に学べるように工夫しています。また,大学内にある最新の測定・分析機器を扱う「科学分析支援センター」に所属する化学系の教員も講義や研究で協力しています。

●基礎化学科の教育内容
 基礎化学科の教育内容を,以下の図にまとめます。

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